自殺防止ソング決まる 小児がんで逝った16歳が作曲[2017/02/28 20:09]

 来月1日から始まる自殺対策強化月間に向け、16歳で亡くなった作曲家の曲が自殺防止ソングに選ばれました。

 曲は、去年5月に小児がんで亡くなった加藤旭さんが作曲した「空の青いとり」です。厚生労働省は、病気で失明しながらも「自分の作った曲を何かに役立てたい」と作曲を続けた旭さんの言葉を知り、自殺防止ソングへの採用を決めました。例年3月は自殺者数が最も多く、厚労省は「自殺対策強化月間」としています。旭さんの曲は、自殺防止の声掛けなどを行う「ゲートキーパー」の普及ソングとして、インターネットで公開。公募で歌詞を募り、9月に完成ということです。

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