日銀、異次元の金融緩和政策「現状維持」を決定[2017/03/16 15:04]

 日銀は16日の金融政策決定会合で、現在行っている異次元の金融緩和政策の「現状維持」を賛成多数で決めました。

 日銀は現在の日本経済について「緩やかな回復基調を続けている」としながらも、日銀が目指す2%の物価上昇率について「予想物価上昇率は弱含みの局面が続いている」として、金融政策の「現状維持」を7対2の賛成多数で決めました。具体的には短期金利をマイナス0.1%、長期金利を0%程度になるように国債の買い入れを行います。また、ETF(上場投資信託)についても年間6兆円規模の買い入れを継続します。

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