WHが破産法適用申請 東芝、これ以上の“流血”阻止[2017/03/29 18:54]

 東芝は原発事業の損失拡大を防ぎたい考えです。

 東芝の経営危機の原因となったアメリカの原発子会社「ウェスチングハウス」が日本の民事再生法にあたるアメリカの連邦破産法11条の適用を申請しました。この破綻処理で、今年度の純損失が1兆円規模に膨らむ可能性がありますが、それ以上の損失拡大を遮断するのが狙いです。巨額の損失は半導体事業の売却で埋める方針ですが、政府内からは中国などへの技術の流出を懸念する声も出ていて、売却先の選考が難航する可能性もあります。

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