東芝決算 日本公認会計士協会が監査法人を調査へ[2017/04/14 23:36]

 東芝の決算提出が遅れた問題について、日本公認会計士協会が調査に乗り出したことが分かりました。

 関係者によりますと、日本公認会計士協会が東芝の決算を担当する「PWCあらた監査法人」の監査手続きが適正だったかを調査するため、事実関係の収集を開始したということです。協会は、東芝の決算に関する問題が社会的に大きな影響があるとして、PWCあらたから監査方法などについて事情を聴く方針です。今後、監査方法に問題があると認識された場合には、さらに調査を進めることになります。東芝の決算延期の問題を巡っては、監査法人からの承認を得ることができず、決算が「適正」かどうかの評価を得ない形での異例の発表となりました。

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