東電HDが4年連続の黒字 燃料価格の低下など[2017/04/29 07:07]

 東京電力ホールディングスの2016年度連結決算は、燃料価格の低下やコスト削減により、4年連続の黒字となりました。

 東電が発表した2016年4月から2017年3月の売上高は、前の年度に比べて11.7%減少し、5兆3577億円でした。経常利益は2276億円で、黒字を確保したものの30.2%の減少となり、5年ぶりの減益となりました。東電が収益要因として見込む柏崎刈羽原発の再稼働は見通しが立っていません。ただ、広瀬直己社長は「再稼働も大きく期待したいが、コストダウンは定着して、だいぶ筋肉質な体制になってきた」と述べました。

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