東芝の半導体事業売却 提携先と対立で現場に不安[2017/05/16 05:57]

 東芝の半導体事業の売却を巡って、提携先のウエスタンデジタルとの対立が強まり、現場には不安が広がっています。

 東芝の半導体子会社の売却を巡っては、ウエスタンデジタルが第三者に売却しないよう申し立てをしています。一方、東芝は、16日までに売却の妨害をやめなければ、ウエスタンデジタルの従業員に対してデータにアクセスできないようにするなど、事実上の「閉め出し」を警告しています。
 東芝の従業員:「業務に支障出ないかといったらゼロじゃない。出てもおかしくない」「売却交渉のさなかで水を差されると、この先どうなるのか心配になる」
 両社の対立は厳しく、売却交渉は長期化する可能性があります。

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