佐川急便の親会社「SGHD」 東証に株式の上場を申請[2017/06/14 22:13]

 ドライバー不足などに対応するため、佐川急便を傘下に持つSGホールディングスが東京証券取引所に株式の上場を申請しました。

 SGホールディングスは佐川急便の親会社で、東証の承認を得られれば10月にも上場する見通しです。物流業界はドライバー不足による人件費の上昇や配送の遅れなど、多くの問題に直面しています。そのため、SGホールディングスは、上場で得た資金を人手不足に対応するためのIT投資や海外も含めたM&A(企業合併・買収)などに使って成長力を高める狙いです。2016年には同業の日立物流と資本業務提携を行っていて、今回の上場で経営統合に向けた動きが加速する可能性もあります。

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