「残業30H以上イヤ!」新入社員、プライベート重視[2017/06/16 17:08]

 今年度の新入社員の会社生活に関する調査の結果、男性の約6割、女性では8割が「30時間以上の残業は許容できない」と回答したことが分かりました。

 産業能率大学が今年度の新入社員523人を対象に行った調査によりますと、男性で62.7%、女性で79.8%が「月の残業で30時間以上は許容できない」と回答したということです。産業能率大学によりますと、長時間労働の是正など「働き方改革」の議論が進むなか、プライベートを重視する新入社員が増えているということです。また、少子高齢化による労働力減少などを懸念して、近年、定年を撤廃する企業も増えていますが、「60歳を超えても働きたい」と思う新入社員は、男性41.2%、女性で15.5%にとどまり、企業の意向と新入社員の実態との乖離(かいり)がみて取れるということです。

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