電気事業連合・勝野会長「一定比率の原子力は必要」[2017/06/17 00:11]

 電気事業連合会の勝野哲会長は、原子力は重要な電源であると主張したうえで、原発の新規増設は必要という認識を示しました。

 今年は国のエネルギー基本計画を見直す年で、原発の増設や建て替えが盛り込まれるかが焦点です。この点について電事連の勝野会長は、新規増設は必要という考えを強調したうえで、政府のエネルギー基本計画に関する協議で新増設が議論になるのではと見通しを示しました。
 電気事業連合会・勝野哲会長:「一定比率の原子力は必要であると認識しておりますので、おのずとそういった議論になってくる」
 勝野会長はその理由として、廃炉を安全に進めるうえで技術や人材を継承することや、電力の安定供給のために原発が必要であることを挙げました。一方、原発の使用済み核燃料の最終処分は、候補地選びについて国などと連携していく意向を示しました。

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