東芝が有価証券報告書の提出を延期へ 社長が謝罪[2017/06/24 00:05]

 東芝は、1年間の業績などを記した有価証券報告書の提出期限の延期を発表し、綱川智社長が改めて謝罪しました。

 東芝・綱川智社長:「このような事態になり、株主、投資家はじめ、ステークホルダー(利害関係者)の皆様には多大なる迷惑、心配をお掛けし、深くおわび申し上げます」
 東芝は、アメリカの原子力事業の巨額損失の認識時期などで監査法人との対立が続いているため、決算発表できない異例の事態が続いています。東芝は監査手続きが来月末までかかるとして、関東財務局に延長申請して承認を得たということです。一方、東京証券取引所は、東芝が発表した前期の決算見通しで負債が資産を上回る債務超過となったため、8月1日付で東証1部から2部に降格させると発表しました。

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