経団連会長が総理に苦言「過信あったのでは」[2017/06/26 23:37]

 経団連の榊原会長が安倍政権の支持率が下がっていることを受けて、「過信があったのではないか」と苦言を呈しました。

 経団連会長・榊原定征氏:「支持率が非常に下がっている。不支持率上がっている。これは非常に重要な問題だと思っています。内閣支持率が非常に高い状態が続いたということで、一つの過信があったのかなと思います。そういう点は是正して頂きたい。はっきりと国民に対して反省の言葉を述べられたわけですから、総理のお言葉で国民にしっかりと説明して頂きたい」
 経団連の榊原会長は、各社世論調査で安倍政権の支持率が急落したことについて「過信があったのではないか」と指摘したうえで、安倍総理大臣に対し、国会運営や加計学園の問題について国民に説明する機会をつくることを求めました。榊原会長は、これまで政治と経済は「車の両輪」だとして安倍政権の政策運営に支持を表明してきましたが、「前提は信頼関係」として苦言を呈した形です。

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