日・EUのEPA 自民が“チーズ”など関税維持訴え[2017/06/29 17:23]

 日本とEU(ヨーロッパ連合)の経済連携協定の交渉が大詰めを迎えるなか、自民党で行われた会合で多くの議員がチーズなどの分野で関税を維持してほしいと訴えました。

 29日の会合では、「頑張ろうとしている農家に冷や水を浴びせるような結果にはしないでほしい」などの意見が出されました。日本政府は、来月上旬の日本とEUの首脳会談までに合意したい考えですが、「期限ありきで妥協していないか」と交渉を不安視する声も上がりました。
 西川元農林水産大臣:「守りを万全にして、さらに攻めを拡大することが日本の農業を成長産業化にすることにつなげていく」
 一方、西川元農林水産大臣はEUに対して、関税撤廃だけでなく規制の緩和も求めて輸出拡大を目指すとしました。

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