日・EUの閣僚交渉合意できず チーズや自動車で対立[2017/07/02 06:23]

 日本とEU(ヨーロッパ連合)は、経済連携について閣僚レベルでの交渉を終えましたが、チーズ・自動車の関税を巡って対立し、合意することはできませんでした。

 山本農林水産大臣:「(EUの)要求が高い。日本がのめる水準ではまだない」
 山本大臣は、岸田外務大臣とともに2日間にわたって閣僚級協議に臨みましたが、EU側が求めるチーズなど農産品の関税の撤廃を巡って交渉はまとまりませんでした。EU側は、日本が求める自動車の関税の撤廃にも「自動車はEUの最大の雇用産業」として、警戒感を示して帰国しました。しかし、日本政府は今月6日の開催が見込まれるEUとの首脳会談での大枠合意を目指していて、岸田大臣らが近くヨーロッパを訪れて交渉を続ける方針です。

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