台湾・鴻海とも継続協議 東芝・半導体子会社の売却[2017/07/12 05:57]

 経営再建中の東芝が半導体子会社の売却で、アメリカのウエスタン・デジタルや台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業とも並行して協議を続けていることが分かりました。

 東芝は11日、主要な取引先を集めた会合を開き、半導体子会社売却の状況などを説明しました。現在は政府系ファンドの産業革新機構を中心とする日米韓連合を優先交渉先として正式契約を目指していますが、交渉が難航しています。そうしたなか、売却が頓挫する事態を避けるため、裁判で争っているアメリカのウエスタン・デジタルや日本政府が技術流出の懸念から売却に消極的な台湾の鴻海とも協議を続けているということです。

こちらも読まれています