柏崎市長が東電の新社長に 旧式原発の“廃炉”要請[2017/07/25 11:52]

 柏崎刈羽原発がある新潟県柏崎市の桜井雅浩市長は、東京電力の小早川智明社長に対し、1号機から5号機の廃炉計画を明確にするよう求めました。

 柏崎市・桜井雅浩市長:「(柏崎刈羽原発)1号機から5号機の廃炉計画を2年以内にお願いしたい。私の頭の中に、7つの号機すべての柏崎刈羽原発が動くことはない」
 初の会談となった25日、桜井市長は、東電が免震重要棟の耐震性不足を報告していなかったことなどを指摘したうえで、6号機と7号機の再稼働を容認する条件として、旧式の1号機から5号機の廃炉計画を求めました。
 東京電力・小早川智明社長:「きちんと意見交換をすることが必要だと思っている。会社に持ち帰って、社内とも共有して参りたい」
 午後には、川村会長とともに、再稼働に慎重な新潟県の米山知事を訪問します。

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