「電通」1人あたりの労働時間を2割削減する目標発表[2017/07/27 20:00]

 新入社員が過労自殺をするなど労働環境が問題視されている「電通」は、一人あたりの労働時間を2割削減する目標を発表しました。

 大手広告会社「電通」は、労働環境を改善する基本計画を発表しました。計画では、これまでの1.5倍にあたる年間250名を採用する人員の増強などにより、2019年度の一人あたりの総労働時間を2014年度実績と比べて20%削減するということです。また、深夜残業の禁止を継続するほか、在宅勤務を導入して週休3日制への移行も検討しています。電通の山本社長は「簡単なことではないと理解しているが、必ずこれを成し遂げる覚悟だ」とコメントしました。

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