“森友”新たなメモ 国側と事前に土地価格交渉か[2017/08/04 11:53]

 森友学園への国有地売却問題を巡り、国側と森友側が事前に価格交渉を行っていたことをうかがわせるメモが新たに見つかりましたが、麻生財務大臣、石井国土交通大臣ともに再調査に否定的な考えを示しました。

 ANNは、売却価格が決まる前に森友学園の籠池夫妻と設計会社らが打ち合わせをしたメモを入手しました。そこには大阪航空局、近畿財務局と金額などを打ち合わせていたことをうかがわせる内容が書かれています。財務省はこれまで「事前の価格交渉はしていない」と国会で答弁していました。3日に安倍総理大臣は森友学園、加計学園など一連の問題に陳謝しています。
 麻生財務大臣:「この話はすでに検察の方にいっちゃっていますので、私どもとして今の段階でどうこうするつもりはありません」
 石井国土交通大臣:「(Q.(きのう、安倍総理がおわびしたが)国土交通省の対応に変更はないか?)捜査中ということもあり、コメントは控えさせて頂きたい」
 麻生大臣、石井大臣ともに再調査には否定的な考えを示しました。

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