東京五輪見据え、空港で最先端情報技術の実証実験[2017/08/08 23:36]

 東京オリンピックに向けて最先端の情報技術が利用できる環境を整えようと、羽田空港の国際ターミナルで新たな公開実証実験が始まりました。

 この実験では、空港を訪れた外国人観光客がスムーズに移動できるように案内板にスマホをかざすだけで空港内の経路や目的地までの最適な交通手段が表示されるほか、空港内の混雑状況を自動的に分析してプロジェクションマッピングで出国審査の混雑予測が表示されるなど、最先端の情報技術が利用できるようになっています。さらに、雑音のなかで声が聞き取りやすくなる装置や電動車椅子による自律走行など、障害者や高齢者にも優しい技術が導入され、東京オリンピックに向けて空の玄関での新たな「おもてなし」への取り組みが進んでいます。

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