東芝の有価証券報告書“不適正か限定付き適正”に[2017/08/09 00:05]

 10日に提出期限が迫る東芝の有価証券報告書について、監査法人が「不適正」か「限定付き適正」のいずれかの意見を出す見通しであることが分かりました。

 東芝は、原子力事業の巨額損失を認識した時期などを巡って監査法人と対立しています。関係者によりますと、東芝の有価証券報告書について、監査法人は決算に重要な影響を与える不適正な部分がある「不適正」か、一部に不適正な部分はあるが重要度が低いとする「限定付き適正」のいずれかとなることを東芝側に伝えたということです。「不適正」となった場合、東芝の上場廃止の可能性が高くなります。

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