国のエネルギー基本計画で議論 有識者から疑問の声(2017/08/10 07:02)

 原発政策などを示した国のエネルギー基本計画の見直しに向けた議論のなかで、世耕経済産業大臣が「計画の骨格は変えない」と発言したことに対し、有識者から「見直す必要がある」という意見が相次ぎました。

 世耕経済産業大臣:「策定から3年しか経過してなくて、計画の骨格を変える段階にないと」
 現在の基本計画は原発の運転期間を延長し、2030年に電力の20%から22%を原子力で賄う前提で、9日から見直しの議論が始まりました。世耕大臣の発言に対し、有識者からは疑問の声が上がりました。
 東京理科大学大学院教授・橘川武郎委員:「枠組みを変えないということでいいのか。原発に対して正々堂々と言うべき。使い続けるなら新しいものを作ると」
 消費生活アドバイザー・辰巳菊子委員:「再稼働への反対も強く、近い将来、原発がなくなることが望まれている」
 経済産業省の日下部資源エネルギー庁長官は「すべての国民が納得するエネルギーがないなかで議論した結果、今の基本計画がある」と理解を求めました。経産省は年度内に議論をまとめる予定です。

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