東芝・半導体事業の売却 WD社債引き受けで調整難航[2017/08/25 11:56]

 東芝は日米連合に対して約2兆円で半導体子会社の売却交渉を進めていますが、対立してきたアメリカのウエスタン・デジタルの1500億円の社債の引き受けを巡って調整が難航しています。

 関係者によりますと、アメリカの投資ファンドや日本政府系ファンドなどと東芝で1兆円を出資します。さらに、メガバンク3行は7000億円を融資し、ゆうちょ銀行などにも協力を求め、日本側が6割以上を握る方針です。こうしたなか、ウエスタン・デジタルが議決権のない1500億円の社債を引き受けることを軸に今月末までの調整が行われていますが、関係者はこの引受額を巡って「まだ調整には時間がかかる」としています。

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