東芝 月内合意へ最終局面 WD経営権にこだわらず[2017/08/28 11:54]

 東芝の半導体子会社の売却交渉を巡って対立してきたウエスタン・デジタルが経営権の取得にこだわらない方針を示し、月内の合意に向けて最終局面に入りました。

 東芝は半導体子会社の売却交渉で、アメリカのウエスタン・デジタルや政府系ファンドの産業革新機構などからなる「日米連合」との協議を進めています。これまで売却に反対してきたウエスタン・デジタルは1500億円の子会社の社債を引き受け、株式に転換した後の議決権は16%程度にとどめ、経営には関与しない方針であることを東芝側に伝えました。今週中にウエスタン・デジタルのミリガンCEO(最高経営責任者)が来日して東芝の綱川社長とトップ会談を開き、最終調整する見通しです。

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