原発の“ミサイル対策” 世耕経産大臣は明言せず[2017/08/30 09:35]

 北朝鮮の弾道ミサイル発射を受け、世耕経済産業大臣は「いかなる事態にも対応できるようにする」としながらも、原発については「規制委員会が検討する」として言及を避けました。

 世耕経済産業大臣:「(電気・ガスなどに)被害報告は確認をされておりません。いかなる事態にも対応することができるよう緊張感を持って対応して参りたいと思います」「(Q.原発関連施設の対応強化は?)経産大臣としてのコメントをすることは適当ではないので控えさせて頂く」
 世耕大臣はこのように、北朝鮮の弾道ミサイルに対し、経産省が所管する電力やガスなどのライフラインを維持するため対応を徹底する考えを示しました。しかし、ミサイルが着弾した場合、大きな被害が懸念される原発や関連施設については、「法的に規制委員会が検討すること」と述べるにとどめ、対策の必要性は明言しませんでした。

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