クロマグロの資源管理に新規制導入で合意 国際会議[2017/09/01 18:15]

 韓国の釜山で行われていたクロマグロの資源管理を話し合う国際会議が閉幕し、資源量の回復状況に応じて漁獲枠を増減させる新たな規制方法を導入する方向で合意しました。

 漁獲枠の見直しは、資源が一定量まで回復する可能性を科学的に計算して判断しますが、日本は可能性が65%を上回れば枠を増やすことを提案していました。これに対してアメリカは、親魚の回復達成までは枠の拡大は認めないなど厳格な資源管理を求めたため、より条件を厳しくし、75%を基準とすることで合意しました。一方で、60%を下回った場合、60%に戻るよう管理措置を強化することも盛り込まれました。

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