リチウムイオン電池から出火か ユピテルがリコール[2017/09/04 15:07]

 ドライブレコーダーのリチウムイオンバッテリーが原因とみられる火事が相次ぎ、メーカーが経済産業省に製品のリコールを届け出ました。

 リコールの対象となるのは、東京の無線機器メーカー「ユピテル」のドライブレコーダー「DRY−FH200」です。この製品のリチウムイオンバッテリーが原因と考えられる車の火事が2年前に大阪で2件、さらに今年5月に兵庫と神奈川で発生したということです。この製品は2012年10月から2013年8月まで約9万台、販売されましたが、これまでに「バッテリーが膨張した」「熱くなる」などの問い合わせが約150件あったということです。ユピテルでは該当する商品の使用を中止し、代替品に交換するように呼び掛けています。NITE(製品評価技術基盤機構)では、リチウムイオンバッテリーが原因とみられる火災などの事故が2012年から5年間で274件、起きているとして、商品のリコール情報などに注意するよう呼び掛けています。

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