経済

2017年9月6日 11:52

航続距離は400キロと初代の2倍 日産が新型EVを発表

2017年9月6日 11:52

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 世界的に電気自動車の開発競争が熾烈(しれつ)化するなか、日産自動車が7年ぶりに新型の電気自動車を発表しました。電気自動車では、アメリカや中国が先行していますが、日産の新型車はどんなインパクトを与えるのでしょうか。

 (経済部・今直也記者報告)
 発表会場には1000人近い関係者が詰め掛け、熱気にあふれています。6日に発表された「新型リーフ」は、バッテリーの容量を増やし、航続距離は400キロと現行の1.4倍に増やしています。自動で運転や駐車ができる機能も備えたタイプも用意しています。約315万円からと、量販を目指した価格帯です。
 日産自動車・西川廣人社長:「まさに世界が本格的なEV(電気自動車)の時代に動き出したところ。大いに気合を入れている」
 アメリカや中国で厳しい環境規制が来年から始まり、イギリスやフランスは2040年をめどにガソリン車やディーゼル車を全面的に禁止する方針を示すなど、自動車業界はエコカーへの対応を迫られています。トヨタとマツダも先月、共同技術開発を発表しています。世界でシェア争いが激化するなか、次世代エコカーの地位を確立するにはバッテリーの性能向上がカギになります。

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