景気動向指数 下降も内閣府「改善」判断据え置き[2017/09/07 17:53]

 景気の現状を示す7月の景気動向指数は2カ月ぶりに下降したものの、内閣府は景気の基調判断を「改善を示している」と据え置きました。

 内閣府が発表した7月の景気動向指数は、景気の現状を示す一致指数が前の月より1.2ポイント下がり、115.6で2カ月ぶりに下降しました。6月に好調だった自動車や二輪車の出荷数が減少したことや、アジア向けの半導体製造装置の出荷が伸び悩んだことが主な要因です。一方、内閣府は一致指数の水準は高い状態が続いているとして、景気の基調判断を基準のなかで最も高い「改善を示している」に10カ月連続で据え置いています。

こちらも読まれています