防衛省ミサイル開発研究費 菅長官「必要だから」[2017/09/08 07:06]

 防衛省は来年度予算で新たなミサイル開発の研究費を要望しましたが、敵基地攻撃につながると指摘があります。これに対して菅官房長官は、防衛省は必要だから要望したとの見解を示しました。

 防衛省は来年度の予算に、新たに2種類のミサイル開発の研究費を要求しています。島しょ防衛のための「高速滑空弾」と地上から攻めてくる船を想定したミサイルを長距離に改良するというもので、「小型のトマホークに近い」とされています。防衛省幹部は今回の研究開発で、これまで想定しなかった「敵基地攻撃能力」を持てるようになると話しています。
 菅官房長官:「(Q.現状、政府はより攻撃型の装備を積極的に進める必要があるという認識ですか?)政府として、防衛省としては必要だから計上するということなんじゃないでしょうか」「(Q.防衛省が要求したのは政府としての認識でも攻撃型のミサイルが今後、必要になってくる、そういう認識をしているか否かなんですが?)ですから防衛省に聞いて下さい。概算要求をしてきたのは防衛省ですから」

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