企業の設備投資 機械受注額は4カ月ぶりのプラス[2017/09/11 13:05]

 企業の設備投資の先行指標とされる7月の機械受注額は、4カ月ぶりのプラスとなりました。

 内閣府によりますと、変動の大きい船舶と電力を除いた7月の受注額は8533億円で、前の月より8.0%増加しました。製造業では造船関連の伸びが堅調で前の月と比べて2.9%増え、2カ月ぶりのプラスとなりました。また、非製造業では運輸業で鉄道車両などの受注が複数あったことから4.8%増え、2カ月連続のプラスとなりました。民間の事前予想を大幅に上回るプラスとなりましたが、内閣府は単月の増加なため、基調判断を「足踏みがみられる」と3カ月連続で据え置いています。

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