東芝の半導体子会社売却 取締役会での決定見送りへ[2017/09/13 08:01]

 東芝は、半導体子会社の売却先として有力とされてきたウエスタン・デジタルとの交渉が難航していることから、13日の取締役会での決定を見送ることが分かりました。

 東芝はこれまで、13日に開かれる取締役会までにウエスタン・デジタルと協議を重ね、正式な売却先に決定することを金融機関などに伝えていました。しかし、関係者によりますと、将来の経営権などでウエスタン・デジタルとの溝が埋まらなかったことから、13日の決定を見送り、日米のファンドや韓国の半導体メーカーなどからなる「日米韓連合」を軸に交渉を進めるということです。東芝は方向性を固めたうえで、20日にも取締役会で売却先を正式に決定する見通しです。

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