“子供3人望まない”9割超 イクメンの認識に開きも[2017/09/13 12:04]

 明治安田生命が初めて実施した「子育て」に関するアンケートで、経済的な理由から、3人目の子どもを望まない人が9割を超えたことが分かりました。

 子どものいる男女約1000人を対象に、「さらに子どもがほしいか」を聞いたところ、「ほしい」の21.9%に対し、「ほしいと思わない」が54%で最多となりました。「3人目」について聞いた質問では、「ほしいと思わない」と「ほしいが難しい」が合わせて91.4%となり、「ほしい」を大きく上回っています。理由としては、「生活費がかかる」や「教育費がかかる」が多数を占めていて、経済的な理由による「3人目の壁」の存在が明らかになりました。なかでも負担が大きいのは「学費」「習い事」「学習塾」の順で、月平均の不足額は約2万7000円でした。また、男女で「イクメン」についても聞いたところ、男性の多くがイクメンの条件として、「ご飯を作って食べさせる」「丸一日、1人で面倒をみる」など具体的な行動を答えたのに対し、女性が理想とするイクメンは、「妻に言われなくても家事や育児をする」がトップで、捉え方にギャップがあることも分かりました。育児の評価については、男性の11%が「育児の対価は0円」と回答するなど、育児を仕事とみなしていない男性も一定数いるということです。

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