東芝の半導体子会社売却 売却先を正式決定する方針[2017/09/16 07:04]

 東芝は半導体子会社の売却について、金融機関に対し、20日の取締役会で売却先を正式に決定する方針を伝えたことが分かりました。

 東芝は13日に「日米韓連合」を主導するアメリカの投資ファンド「ベインキャピタル」と9月下旬までの正式契約を目指して協議する覚書を締結しました。関係者によりますと、東芝は14日のメガバンクなど主要な取引銀行との会合で、早ければ取締役会を開く20日にも売却先を正式に決定する方針を伝えたということです。しかし、これまで協議を進めてきたアメリカのウエスタン・デジタルは、東芝の方針転換について「極めて遺憾だ」との声明を発表しています。ウエスタン・デジタルの幹部は今週も来日していて、引き続き交渉を続けているものとみられます。

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