アメリカの復帰に期待…TPP“凍結項目”の協議続く[2017/09/22 12:47]

 アメリカを除く11カ国でのTPP(環太平洋経済連携協定)の発効を目指す2日目の協議が行われています。アメリカの復帰を期待して凍結する項目の絞り込みを加速させます。

 都内で行われている11カ国による事務方トップの会合は作業部会に分かれ、アメリカがTPPに復帰するまで凍結しておきたい項目を話し合っています。日本は現在、出されている50項目程度の凍結要望を最終的に10項目以内に収めたい考えで議論を主導します。一方、国内調整が難航しているペルーなどが凍結要望項目を出し切っておらず、協議は詰め切れない見通しです。このため、大筋合意を目指す11月のAPEC(アジア太平洋経済協力会議)の前に来月、もう一度、会合を開く方向で調整を進めています。

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