関西3地銀統合　名前は「関西みらい銀行」[2017/09/26 18:15]

　新しい銀行名は「関西みらい銀行」に決まりました。

　関西を基盤とする三井住友FG傘下のみなと銀行、関西アーバン銀行と、同じく関西が基盤でりそなHD傘下の近畿大阪銀行は、経営統合することを正式に決定しました。りそなHDの子会社として、新たに「関西みらいFG」を設立し、来年4月に大阪、兵庫、滋賀を中心に379店舗を抱える関西最大の地銀グループが誕生します。このうち、関西アーバン銀行と近畿大阪銀行は2019年4月をめどに合併し、銀行名も「関西みらい銀行」に統一します。一方、みなと銀行はグループ傘下で名称を変更せず、営業を継続します。また、2020年までには3行ともシステムをりそなグループのものに統合する方針で、りそなが得意とする事務の効率化などで5年後には370人を事務部門から営業部門へ配置転換するほか、経費を130億円削減する見込みです。