経団連会長「理念政策で選挙を」劇場型選挙をけん制[2017/10/03 20:11]

 経団連の榊原会長は札幌で記者会見し、衆院選について「安倍政権が安定基盤を確保できるかどうかが非常に重要」としたうえで、劇場型選挙になることを牽制(けんせい)しました。

 榊原会長は自民党の選挙公約について、経済界の主張が全面的に取り入れられたと評価したうえで、安倍政権の支持を表明しました。また、新党結成が相次いだことについては、2009年の旧民主党の政権交代を引き合いにして、劇場型選挙にならないよう求めました。
 経団連・榊原会長:「(旧民主党政権時)政治はほとんど混迷の状態だったし、外交は破壊した。経済は低迷した。こういったことで、日本にとって極めて重要な損失を被った時期だった。従って選挙においては、ムードとか劇場型ではなくて、しっかりと理念政策で選挙を行っていただきたい」

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