「新たな不正が判明の可能性も」神戸製鋼社長が示唆[2017/10/12 17:21]

 経営トップが新たなデータ改ざんの可能性を明らかにしました。

 神戸製鋼所・川崎博也会長兼社長:「海外を含めてデータのつき合わせをやっているが、100%終わっていない。従って今後、新たな不正事案が発生する可能性はあります」
 アルミや銅製品などのデータ改ざんが判明した神戸製鋼所の川崎社長は経済産業省に謝罪した後、記者団に新たな不正が判明する可能性を示唆し、分かり次第、公表する考えを示しました。この問題ではJR東海やJR西日本が安全性には問題がないものの、新幹線の台車にJIS(日本工業規格)で定めた強度に達していないアルミが使われていると発表しました。また、子会社が生産するDVDなどの記憶用ディスクの材料でもデータ改ざんがあったことが明らかになりました。

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