調査によって当初の3倍2000件超 商工中金不正融資[2017/10/13 15:08]

 政府系金融機関の商工中金が不正融資していた問題で、不正融資の件数は2000件を超えることが新たに分かりました。

 商工中金は4月に融資資料の改ざんなど800件余りの不正融資が発覚し、経済産業省から業務改善命令を受けて調査を進めていました。関係者によりますと、その後の調査で、不正融資の件数が当初の3倍ほどとなる2000件を超えることが分かりました。この問題の調査担当者も改ざんを行っていたことが確認されるなど、相次いで不正が発覚しています。経産省などは今月末にも公表される商工中金の調査結果を受け、追加の処分を行う方針です。

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