“核のゴミ”全国適正マップ 初の一般向け説明会[2017/10/17 19:15]

 政府が“核のごみ”の最終処分場の候補地選びで、日本全国の適性を示した地図を公表後、初めて一般向けに説明会を行いました。

 都内での説明会には128人が参加し、経済産業省の担当者らが7月に公表した処分場の建設に向けて火山や断層の有無などから各地の適性を示した「科学的特性マップ」を説明し、理解を求めました。
 参加者:「きょうの説明会は同意なのか、合意なのか。素人の私たちに分かりやすい言葉で納得のいく説明をして頂きたいと思います」
 経済産業省資源エネルギー庁・小林大和課長:「客観的な情報提供、我々の考え方を聞いてほしい。こういうことを積み重ねていく先には、共通理解をつくっていければ」
 経産省は来年の春ごろまでに、原発事故があった福島県を除いた46都道府県で説明会を行い、将来的に複数の自治体へ処分場の建設に向けた調査を申し入れたい考えですが、見通しは立っていません。

こちらも読まれています