神戸製鋼の改ざんアルミ製品 トヨタなど安全性確認[2017/10/19 17:55]

 神戸製鋼によるデータ改ざん問題で、トヨタやJR東海などがアルミ製品について「安全性を確認した」と発表しました。

 トヨタ自動車は、神戸製鋼によるデータ改ざんがあったアルミ板を一部の車種で使用していますが、調査の結果、安全性や耐久性に関する法規や基準は満たしていると発表しました。同様にマツダやホンダ、日産自動車も神戸製鋼から直接、購入したアルミ板については、安全性に影響はないということです。また、JR東海も調査した結果、JIS(日本工業規格)から最大で3%程度、強度が不足したアルミ製品が使用されていたことが分かりましたが、「安全性には問題はない」と発表しました。ただ、神戸製鋼のデータ改ざん問題はアルミ以外の鉄鋼製品にも及んでいて、各社は引き続き、神戸製鋼製の部品の調査を行うということです。

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