患者向け“たんぱく質減”表示 実際はそのまま…[2017/10/19 23:32]

 腎不全の患者向けにたんぱく質を減らしたとパッケージに表示された食品が実際には減っていなかったとして、消費者庁から措置命令を受けました。

 対象となるのは、キッセイ薬品の「げんたそうめん」と「げんたうどん」です。腎不全などの患者向けにたんぱく質を減らした「特別用途食品」として販売されていました。これらの商品に含まれるたんぱく質の量がパッケージに表示された内容よりも多いことや、たんぱく質を量る検査を行っていなかったことから、景品表示法に違反するとして消費者庁から周知徹底と再発防止策を求める措置命令を受けました。キッセイ薬品は「今回の命令を厳粛に受け止め、管理体制を強化し、より一層の品質管理の徹底に努め、再発防止に万全を期す所存です」とコメントしています。

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