問題発覚後も日産“不正検査”4工場で3万4000台[2017/10/20 00:05]

 無資格の従業員に検査させていた問題で、日産自動車は問題発覚後も複数の工場で不正な検査が続けられていたと発表しました。

 日産自動車・西川広人社長:「日産の再発防止策を信頼頂いた皆様に大変、申し訳ないことをしてしまった。深くおわび申し上げます」
 日産は先月の問題発覚後も、神奈川の追浜工場など4つ工場で約3万4000台について不正な検査を続けていたと発表しました。これを受けて、国内6つの全工場で国内向けの出荷を停止し、すでに販売した4000台については新たにリコールの届け出を検討するということです。日産の西川社長は、2日の会見で「9月20日以降は、資格のある検査員が行う体制に100%なっている」と説明していました。

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