「相応のコスト」経団連4年連続で政治献金呼びかけ[2017/10/23 19:55]

 経団連は4年連続で加盟企業などに政治献金を呼び掛けました。また、与党に対して社会保障制度改革や財政健全化により一層取り組むことを求めました。

 経団連・榊原会長:「民主政治を適切に維持していくためには相応のコストが不可欠。選挙と関係なく、毎年、この時期に会員企業にお願いしていること」
 経団連が約1300の加盟企業や団体に対し、「社会貢献の一環として重要」と政治献金を呼び掛けるのは2014年の再開以来、今年で4年目です。23日、献金先を決める際の参考として主に自民党の政策評価を発表しました。自民党を中心とする与党について「内政・外交両面において強力に政策を推進し、成果を上げている」と高く評価しました。一方、野党については「政策を実行する立場にない」として項目を列挙するにとどめていて、事実上、与党への献金を呼び掛ける内容となっています。

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