ウラン濃縮工場の部品でも改ざんか 神戸製鋼所[2017/10/26 23:26]

 神戸製鋼所のデータ改ざん問題で、青森県六ケ所村にある日本原燃のウラン濃縮工場に納品された部品でもデータが書き換えられていたことが分かりました。

 日本原燃によりますと、ウラン濃縮工場で使う新型遠心器の部品について、神戸製鋼から25日、「検査データに不適切な行為があった」と報告がありました。2013年に遠心機のデータを測る装置を変えたところ、検査結果が低い値となったため、更新前と同じ値に書き換えたということです。この部品はまだ使われていないため、安全性に問題はありません。データが改ざんされた可能性もあり、日本原燃は「引き続き調査する」としています。

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