企業の支払いキャッシュレス みずほ銀行が初導入[2017/11/09 15:44]

 みずほ銀行はVISAと提携して、中小企業を対象にした業務用デビットカードの取り扱いを来年1月にも始めると発表しました。

 法人向けのデビットカードは、業務で発生する様々な支払いに対して従業員が現金などで立て替える必要なく、カードで決済できるメリットがあります。銀行にとっては、長引く低金利で貸し出しによる利益の確保が難しくなるなか、安定して手数料を稼ぐことができます。また、そこで集まる顧客の購買情報などを今後のビジネスに活用することも検討しています。ここ数年、交通系カードなどの普及で、現金を使わないキャッシュレスの風潮が個人を中心に広がっていますが、企業の支払いでもそうしたニーズが高まると判断しました。法人向けのデビットカードの導入は国内の大手銀行では初めてです。

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