TPP首脳会合を見送り カナダが異論 閣僚間は合意[2017/11/11 05:51]

 アメリカを除く11カ国のTPP(環太平洋経済連携協定)首脳会合が10日、延期になったことを受けて各国の閣僚が再協議しましたが、今回は首脳会合を見送ることになりました。

 11カ国は、9日の閣僚会合で一度は協定を発効させることで大筋合意しました。しかし、首脳会合直前にカナダが「大筋合意」という文言について異論を唱えたため、急きょ、閣僚で非公式の会合を行いました。茂木経済再生担当大臣は会合の後、カナダも含めて閣僚間での合意を再確認したと話す一方、ベトナムでの首脳会合は見送ることを明らかにしました。

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