「気を引き締めNUMOサポート」 核ごみ謝礼問題で[2017/11/18 10:08]

 「核のごみ」の説明会に謝礼金で学生が集められた問題で、電気事業連合会の勝野会長は、説明会を主催するNUMO(原子力発電環境整備機構)を「サポートしたい」と述べました。

 電気事業連合会・勝野哲会長:「原子力事業というよりは電気事業全体に不信感を招きかねないものであり、我々も廃棄物の発生者として様々な対話活動をしている。気を引き締めて取り組むとともにNUMOの取り組みでしっかり必要なサポートをしたい」
 NUMOと経済産業省が各地で開催している核のごみの説明会は、原発から核のごみを出す大手電力各社が後援しています。当事者の一角でもある電事連の勝野会長は、NUMOの業務を委託された会社が1万円などの謝礼を約束し、学生を動員した問題を受け、再発防止に向けて内部規約や職員研修を見直す考えを示しました。

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