サントリーの業務用ビール 10年ぶりに値上げ[2017/11/21 23:21]

 サントリーは、来年4月に業務用のビールを中心に10年ぶりに値上げすると発表しました。飲食店への卸価格は約10%上がる見通しです。

 値上げするのは「ザ・プレミアム・モルツ」の瓶入り、「金麦」や酎ハイの樽入りなど主に業務用の商品です。6月に改正された酒税法では原価割れする値段での販売を禁止していますが、トラック運転手の人件費増加を受けて物流コストが上昇し、原価割れしている商品があることが理由です。主力の「ザ・プレミアム・モルツ」の樽や「角ハイボール(樽)」のほか、缶入りの家庭用ビール類は価格を据え置きます。すでにアサヒビールが来年3月からの値上げを発表していて、他のビール会社でも値上げを検討しているということです。

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