森友見積もりは「ぎりぎりの対応」 石井国交大臣[2017/11/24 15:08]

 森友学園への国有地売却価格を会計検査院が「十分な根拠が確認できない」と報告したことについて、石井国土交通大臣は「重く受け止めている」と改めて述べました。

 石井大臣は閣議後の記者会見で、森友学園への国有地売却価格の算定は「限られた時間のなかで行われたぎりぎりの対応だった」と釈明したうえで、会計検査院の報告について「重く受け止めている」と述べました。今後、同じようなことがある場合には見積もりにかける時間を十分に取る、見積もりの手続きを明確にする、文書の保存や管理を適切に行うといった対策を行うということです。さらに、安倍総理大臣への忖度(そんたく)があったかどうかについて、石井大臣は「政治的な配慮はなかったと理解している」と否定しました。会計検査院の報告を受けて、国土交通省での再調査は行わない方針です。

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