不正把握の後も製品出荷 三菱マテリアル子会社[2017/11/25 00:05]

 検査データの改ざん問題で、三菱マテリアルの子会社が不正を把握した後も製品の出荷を続けていたことが分かりました。

 三菱マテリアル・竹内章社長:「多大なご迷惑をお掛けしたことについて深くおわび申し上げます。誠に申し訳ございませんでした」
 データの改ざんをしていたのは、三菱マテリアルの子会社「三菱電線工業」と「三菱伸銅」です。三菱電線の村田博昭社長は会見で、問題が発覚した今年2月以降も「不具合があるかもしれないと認識しながら出荷を続けていた」と話したうえで、製品が出荷先以外で使われている可能性もあるため、安全確認に時間がかかると説明しました。三菱マテリアルは2つの子会社に調査委員会をそれぞれ設置し、年内をめどに調査の状況を公表する方針です。

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