AIが年金の投資先決定?GPIFが本格的研究乗り出す[2017/11/30 13:34]

 公的年金を運用するGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)がAI(人工知能)を活用するための本格的な研究に乗り出しました。将来的にAIが年金の投資先を決める時代が来るかもしれません。

 GPIFは30日、AIが運用に与える影響について調査・研究するために、ソニーコンピューターサイエンス研究所を委託先に選んだと発表しました。リーマンショックなどの危機を予測するにあたり、人間では気付かないような要因もAIが把握できるかや、運用委託先の日々の取引が本当に正しい選択をしているのかなどをAIを使って分析します。研究の結果は来年の春をめどに公表します。GPIFでは今回の研究結果をもとに、今後の活用について議論します。

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